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2009年3月

2009/03/18

A&aフォトコレクション vol.2 -無事終了-

D30_6858SS

午前、午後、それぞれ2時間ずつ、計4時間8つのセッションを終え、最後は参加者一同が再び集まって閉会式となりました。

そこではアンのマネージャさんからお礼があり、そして今後の定期開催を企画しているとのお話がありました。他の撮影会のことは全く知りませんが、このように敷居が低くてアットホームな手作り感のある撮影会はあんまり無いのではないでしょうか。次回は6月頃らしいですよ。興味のある方は事務所のHPを要チェックですねー。

解散後、片付けの合間にモデルさん全員集合の4ショットを撮らせていただきました。最後まで笑顔でありがとうございます&お疲れ様でしたー。

最後になりましたが、今回の写真集をUploadしました。

よろしければご覧ください m(__)m

※本記事、および掲載の写真はアン・モデルエージェントの許諾を得て公開しています。

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2009/03/16

A&aフォトコレクション vol.2 -08-

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さてとうとう最後のセッションです。
モデルは陽富晶子さん。午前の部では春っぽい衣装でしたが、午後の部は冬と夏を合わせたような面白い組み合わせでした。

陽富さんには午前の部はほとんど声をかけられなかったのですが、午後の部の開始時にちょっと間があったので一言二言お話ししてみたところ、気さくな感じで笑顔もなかなかキュートでした。

D30_6630S

今回のテーマであった親近感のある写真を撮ろうと思って、「手をくださいー」とカメラ片手に左手を差し出したら、”お手”してくれました。ワォッ(笑)

そして撮影となると雰囲気が一変してモデルのモードに。
被写体としてはこういうキリッとした感じがとても似合う方だと思います。

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場所を新町川にかかる”ふれあい橋”に移動して、そこでストールをはためかせて踊り始める陽富さん。写真の色調を冷たい感じにしてみました。

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何も言わなくても流れるように踊り続けてくれるので、我々はシャッターをどんどん切り続けるだけです。

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ポーズも表情もどんどん変わるので、カメラマンの方も色んな撮り方を試しているようでした。できあがりの写真のバリエーションがもっとも多かったのがこの方ですねー。

で、途中にニコッと笑ってもらい、

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そして最後はやっぱりクールな感じで。

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夕方になるにつれ、風も吹いて寒かったと思いますが、最後まで一生懸命にがんばってくれました。ガッツを感じますねー。ありがとー。

これで全てのセッションが終わりました。
そして終了の挨拶です。

※本記事、および掲載の写真はアン・モデルエージェントの許諾を得て公開しています。

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2009/03/15

A&aフォトコレクション vol.2 -07-

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午後の部の3人目は伊藤唯さんです。
午前の部はお嬢さんという感じでしたが、午後の部はもう少しおねーさんな感じですね。

撮影場所は新町川のボードウォークでしたが、ここまで6セッションでだいたいの場所で撮ってしまったので、開始直後は場所探しとなりました。が、ここでも自然に歩いているシーンが面白そうだったのでパシャリ。レトロっぽくしてみました。

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場所も落ち着いて撮影開始。
やっぱりパーーッとした笑顔が良いですね。

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しばらく撮影した後、少し変わったのが撮りたくなったので道にすっと立っているというシーンをお願いしました。

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個人的にはこういう写真が面白いと思ってます。 でも誰が誰だか分かんないですね(苦笑)

この後、やっぱり走ってもらったり、石のオブジェの上を歩いてもらったり (^^;  と、一番運動させてしまったと思いますが、よくがんばっていただけました。撮影されることを心底楽しんでいたみたいです。ありがとう。

さて、次はいよいよラストです。

※本記事、および掲載の写真はアン・モデルエージェントの許諾を得て公開しています。

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A&aフォトコレクション vol.2 -06-

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2番目は大和真弓さんです。
午前の部は白黒の横縞でしたが、午後の部はカラーの横縞でした。縞々がお好みのようですねー(笑)

まずは上の写真のように川縁のベンチに座ってもらいます。そして近くからぐっとカメラを見つめてもらいました。今回も無表情な感じでお願いしました。

次は橋の上に立ってもらって、、、

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自分は橋の下に降り、見上げて撮影。全体が暗く映ってしまったのですがなかなか面白いと思ったのでピックしました。

そして次は橋の上に駆け戻って物憂げシーン。こういうシーンが似合うモデルさんだと思うのですが、いかがでしょう??

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次はペイントされたシャッターの前で。

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そして少し前に出てもらい、こちらは近寄って、目線をカメラの下に外してもらいました。

D30_6498S

大和さんには(勝手に(笑))非日常的なイメージを持ったので普通のモデル撮影とは違う取り組み方をしましたが、意図通りに応えてくれたと思います。ありがとうー。

続きますー

※本記事、および掲載の写真はアン・モデルエージェントの許諾を得て公開しています。

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A&aフォトコレクション vol.2 -05-

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午後の部で撮影再開です。
モデルさんは午前と同じ順番で、小倉雪乃さんから。前半はカジュアルな格好でしたが、後半は黒基調で、カメラの3Dトラッキングによる顔へのピント合わせがしやすそうです (^^;

まずは公園の樹に寄りかかってもらうシーンから。ちょっとノスタルジックなイメージにしてみました。

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その次は緑を背に、ベンチに座ってもらいました。しばらくは少し離れて望遠で撮っていましたが、そばによってこういうのも数枚。親近感の演出になっているでしょうか。

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そのあと、遊歩道沿いの壁描きのあるところに移動しページトップのような感じで写真を撮っていると、その遊歩道の上に居座る猫発見。撮影中、散歩の犬が何頭もそばを通っていたのですが、我関せずと微動だにせずでした。

で、そのそばでパシャリ。

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ただ、これがおとなしい猫だったので良かったですが、モデルさんや参加者が怪我をしたらたいへんなので今後はこういうのはやめといた方がいいですね。。。

そんな風に猫と遊んでいるところを撮っていると撮影時間終了のお知らせがあり、小倉さんのセッションは無事に終了。ありがとうございました。

さあ、どんどん行きましょう

※本記事、および掲載の写真はアン・モデルエージェントの許諾を得て公開しています。

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2009/03/14

A&aフォトコレクション vol.2 -04-

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午前の部、最後のモデルさんは陽富晶子さんです。ストレートなサラサラヘアのキレイなおねーさん。キリッと澄ました顔がとても魅力的に感じました。

撮影は公園の花壇にて。
まずは明るく黄色に色づいた花の前で正統的な(笑)ポートレート撮影となりました。

澄ました顔が良いと言いながらも笑顔も撮ります(苦笑)

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でも個人的にはこのような、カメラを見つめながらも無表情な感じのシーンがよく似合うような気がします。

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こちらもそういう無表情系のバリエーションですねー。

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陽富さんはポーズ指示しなくても自分で表情やポーズをゆっくりと切り替えていってくれるタイプのモデルさんです。それが流れるような感じなので、たまにカメラマンの方は黙ってシャッターを切り続けるというような光景もありました(苦笑)

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でもやっぱりニコッと笑った顔が安心しますねー。

さて、ここでいったん午前の部が終了です。
次回は衣装替えして午後の部となります。

まだまだ続きます

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A&aフォトコレクション vol.2 -03-

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3番目のセッションは伊藤唯さんです。
とても元気な女の子モデルで、箸が転んでもおかしい年頃とのこと。え?今どきそんな表現はしませんか? (^^;;

伊藤さんはあふれる元気さなのでまずは走ってもらいました(笑)
「ではちょっとあっちから走ってきてっ!」と言うと、50mくらい走っていって、合図とともにこちらに駈けてくるというシーンを2セット。

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ところが自分が真正面でカメラを構えなかったため、普通に走っている絵しか撮れてないという失態・・・。すみません。。。

走ってもらった後はすぐそばのオブジェの下に移って撮影開始。明るく笑ってくれる伊藤さん。

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まっすぐにカメラを見つめてもらいました。

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少し戸惑ったような表情と行き先のない左手の髪のかき上げ方がなかなかキュートです。

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あれこれ飛んでくるポーズの要望に素直に応えていました。撮影されることをとても楽しんでいるようでしたねー。

次の写真はノスタルジックな雰囲気に編集してみました。。

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お嬢さんモードでこういうのも一枚。こういうアイドルっぽい写真は初めて撮りました(苦笑)

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伊藤さんは10代だけあってハキハキしていて本当に撮影を楽しんでいるようでした。顔立ちはまだあどけないのですが長身で明るいし将来楽しみなモデルさんですねー。

さて、次は午前の部の最後のモデルさんです

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A&aフォトコレクション vol.2 -02-

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このセッションのモデルさんは大和真弓さんです。
大和さんはおとなしくて西洋風の顔立ちが印象的でした。ちょっと非日常的な印象を持ったので、あえて「寂しげ」「物憂げ」な表情を作ってもらうことにしました。

最初は橋の上からぼんやりと遠くに思いをはせるような感じで。
ふるさとの山「眉山」を背景にそういう雰囲気でお願いしてみました。

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次はベンチに座ってもらったシーンです。このベンチには「思い出ベンチ」という銅板が貼られていたので、こう、何て言うんでしょーか、ココロに残り続けている何かを思い出すようなイメージです。

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続けて同じような心情を演じてもらいました。

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寂しいイメージを演じることを押しつけてしまいましたが、思ったイメージを作り出してくれました。

そして次は堤防の上から。
先ほどまでの沈んだ気持ちは吹っ切れて、前に進む切り替えができたイメージ。

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次は「今日はどんな良いことがあるんだろうなー」という表情ですねー。

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大和さんの場合は半歩距離を置いた感じでの撮影をしてみました。勝手にイメージ作りしてしまいましたが、それに良く応えてくれたと思います。他の撮影者には笑顔を振りまいていたので、笑ったり沈んだりと忙しかったでしょうね(苦笑)

つづきますよ

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A&aフォトコレクション vol.2 -01-

では早速撮影会の模様を紹介します。
我が班の最初のモデルさんは小倉雪乃さんでした。

D30_5756S

小倉さんは昨年の夏、自主開催の撮影会でモデルをお願いしたことがあって、それ以来の撮影です。とても明るくコミュニケーションが多い女性で、笑顔がチャーミングです。それ故、彼女の微笑みをキッカケにシャッターを押すことが多いので、にこやかな顔ばかりになりがちです (^^;

ただし今回は個人的に「親近感」と「日常の風景」をテーマに撮ろうと思っていたので、”ニコッ”という微笑みよりも”ケラケラッ"という笑いや、少し寂しそうな表情を狙ってみました。

最初は軽く新町川を背にして数枚を撮影。すぐに一緒の班になった方の提案で、バックに黄色い屋根のあるレストランを背景に選びました。

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軽く上のようなにこやかなのを撮った後、
ジリジリとにじり寄ってみます。

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近くておかしかったのか、意図通りニコッよりも崩れた笑いがもらえたと思います。小倉さんは話をしながら撮影できるタイプのモデルさんです。なので親しみのある表情を撮しやすいと思います。

そして今度は少し寂しげに。。。

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こういうとき「寂しそうな顔でー」としか言えないのが自分的にイマイチです。どういう指示出しがいいんでしょーかねー(苦笑)

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自分の狙いを自分自身で消化しきれず、やっぱり笑ってもらいます(苦笑)

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まっ、こっちの写真の方が見ていても楽しいですね (^^;;

つづく。。。

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A&aフォトコレクション vol.2 -始まり-

D30_5861S

先日、3月8日にアン・モデルエージェント主催の撮影会「A&aフォトコレクション」の第2回が開催されました。昨年12月に開催された第1回に参加して、とても楽しかったのでアンのホームページで告知されるやいなや、すぐに申し込みました。

今回の撮影会場は徳島市中心の新町川水際公園でした。
個人的には子供の頃からうろちょろしていた場所です(笑) 今でこそきれいに整備されていますが、僕が子供の頃は、ええ、まだ昭和とか言う時代でした(苦笑)が、その頃はきちゃないところでしたがねー。そういえば小学生の頃、友達と悪巧みで堤防に据えられた排水管の口から爆竹を放り込んでパンパン鳴らして、交番のお巡りさんに追いかけられたこともあったようななかったような・・・ (^^;;
まっ、そんなスタンド・バイ・ミーな思い出の場所での撮影会でした。

それはともかく。
今回も県内外から約30名のカメラマンが参加とのことでした。前回同様、最初の説明で4班に分けてもらい、撮影開始。前回は2班に2人ずつモデルさんが付く編成でしたが、今回は4班にひとりずつのモデルさんとなり、一人ひとりの撮影時間が少し短めの30分となりました。前回も今回もモデルさんは各班を二回りしますし、衣装替えも1度あるので、全部で8バリエーションの撮影ができます。

さて、前置きはこれくらいにしておいて、、、
今回のモデルさんは次の4人の方でした。

  • 小倉雪乃さん / コミュニケーション抜群で親しみある表情豊か。
  • 大和真弓さん / 控えめで西洋風な顔立ちが物憂げな感じ。
  • 伊藤唯さん / 元気!元気!街中の女の子というイメージで。
  • 陽富晶子さん / クールビューティー。色んな表情があります。

今回はおひとりずつ別の記事にして書くことにしますねー。
というわけで次回に続きます。。。

※本記事、および掲載の写真はアン・モデルエージェントの許諾を得て公開しています。

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2009/03/08

劔岳 点の記

先日、北島シネマサンシャインで木村大作監督の「劔岳 点の記」を試写会にて鑑賞しました。この映画について事前に知っていたわけではなく、当日になって同僚のY君が娘さんがインフルエンザにかかって観に行けなくなったと、チケットを譲ってくれたので突発的に観に行ったのですが、すばらしい映画でした。

映画が6月20日の公開なのでストーリーについてはあまり書けませんが、ちらっと触れておきます。

日本地図がまだ完成していない明治時代、日本陸軍の指示により、これまで未踏であった立山連峰の劔岳に地形計測のための測量点を据え付けに行くために派遣された柴崎芳太郎(浅野忠信)とその案内人である宇治長次郎(香川照之)の、雪山との戦いのストーリーです。ストレスの溜まる雪山で仲違いがあります。同じ時期に初登頂に挑むライバルもいます。軍からのプレッシャー、自然との闘い、リーダーとしての葛藤など、色んな試練を乗り越えながら実直に仕事をこなす男のストーリーです。

さて映画の感想ですが、まず、映像がとてもきれいです。
序盤、柴崎芳太郎が、長次郎さんの元に劔岳登頂の案内を頼みに行った際、駅まで迎えに来た長次郎さんと田園でおむすびを頬張るシーンがありますが、手前の田園、遠くに連なる立山連峰、空を舞うトビの映像はさすが映像カメラマン出身の監督さんだなぁと思いました。翌年の登頂のため下見に来た立山の秋の自然美も印象的でした。

山に入り、きれいなものであった自然が彼らに対する脅威に変わります。尾根を伝い、谷に降りて劔岳に登るためのルート探しです。行けそうだと思って山を越えて見ても、そこからも上がれないというようなことばかりです。今ならばルートが確立されていますが、当時は登るためのルートから自分の足で探して開拓しなければなりません。へこたれそうになったとき、「誰かがやらねばならない。」そういう台詞も出てきます。

翌年の劔岳初登頂チャレンジも困難を極めます。吹雪や雪崩、滑落など、ほとんどのシーンは現場で撮影したそうです。CGを使わないということが、この映画に対する監督の方針だったそうです。それ故に、派手さがないぶん、リアルに迫力があります。途中、滑落した観測隊のメンバーを助けるために、地元のまたぎが急斜面を滑り降りるシーンがあるのですが、冬期オリンピックで見るスキー大回転並のスピード感でした。

さて、この映画では柴崎のライバルとして山岳会が初登頂を競って山に入ってくるのですが、彼らはヨーロッパから仕入れた最新の登山道具を使っています。山登りの道具だけでなく湯沸かしのためのストーブ(バーナー)なども持っていたりして、薪で火を熾す柴崎隊とは対照的です。それを柴崎らは「遊び半分で山に来ている」と見るわけですが、この辺、木村大作監督の主義主張=CGという最新技術を使わず淡々とリアルをフィルムに収めていくスタイルが重ね合わされていたのではないでしょうか。

それともうひとつ印象に残ったのが、手旗信号です。
今は無線がありますが、当時は離れたところと意思疎通を図るのに鏡や手旗信号を使っていました。野営地で柴崎は山岳会のメンバーから「手旗信号を使うと嫌なやつとも口をきかなくて良いからな。」と嫌みを言われるのですが、最後、それが仲間の証に使われます。口をきかないための手段と揶揄された道具が、このシーンではどうしても伝えたい思いを伝えるための唯一無二の道具に成り代わるわけです。僕はそういう風に解釈しました。

最後となりましたが、忘れてはならないのは宮崎あおいちゃんですね(笑)
夫である柴崎の帰りを待ちわびる妻の役ですが、随所にキュートさが全開です。仕事でしばらく家を空ける柴崎に「22日ということは22日したら帰ってくると言うこと?」と聞き、「23日目に帰ってくるよ。」と優しく教えられて「・・・うん」と頷くシーンは男心をくすぐりました。危険な仕事に赴く夫の帰る日が一日違うというのは彼女にとっては一大事でもあり、一日千秋の思いなのでしょう。こっそり荷物にお守りを忍ばせたり、芝崎に寄り添ったり、そういう役柄を上手く演じていたと思います。

試写会の後は木村大作監督が舞台挨拶として聴衆に映画の解説やこれにかけた思いを伝えてくれる時間を取ってくれました。御年70才なのですが声は張っていて気力みなぎっておりました。この映画のプロモーションで全国を回っていらっしゃるそうで、そのパワフルさに圧倒されました。その様子も公式サイトにあるブログにアップされています。公開されたらもう一度、必ず観に行きたいと思います。みなさんも是非どうぞ~ (^^)

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